ネットバンク・流通系銀行🔥不良債権ランキング
③貸倒引当率
最後に貸倒引当率のランキングです。
銀行名 | 貸倒引当率 | 貸出金残高 | 貸倒引当金合計 | |
1位 | みんなの銀行 | 5.01% | 70億円 | 4億円 |
2位 | セブン銀行 | 3.96% | 356億円 | 14億円 |
3位 | ローソン銀行 | 0.77% | 8億円 | 0.06億円 |
4位 | イオン銀行 | 0.15% | 2兆4,836億円 | 37億円 |
5位 | paypay銀行 | 0.09% | 6,245億円 | 6億円 |
6位 | GMOあおぞらネット銀行 | 0.06% | 1,911億円 | 1億円 |
7位 | 楽天銀行 | 0.05% | 3兆7,691億円 | 20億円 |
8位 | UI銀行 | 0.04% | 2,710億円 | 1億円 |
9位 | 住信SBIネット銀行 | 0.04% | 6兆6,066億円 | 26億円 |
10位 | ソニー銀行 | 0.03% | 3兆0,097億円 | 9億円 |
11位 | auじぶん銀行 | 0.03% | 2兆3,288億円 | 7億円 |
12位 | 大和ネクスト銀行 | 0.00% | 1兆4,986億円 | 0.43億円 |
貸倒引当率とは、貸出金に対する貸倒引当金の割合です。
この値が高ければ、それだけ不良債権への備えをしていることになりますが、それだけ不良債権があるということにもなります。
首位はみんなの銀行(5.01%)が2冠を達成しました👑
2位にはセブン銀行(3.96%)がランクインしています。
『同社』は2001年(平成13年)4月10日に株式会社アイワイバンク銀行として設立。
セブン銀行は『当行』『同行』の呼称を使いません
決済銀行としてスタートし、主な収益源は提携先金融機関や利用者から得られる利用手数料です。
普通預金・定期預金・カードローンが基本セットとなっており、貸出金はすべてカードローン。
一定の回収不能に備えるのはやむを得ないことなのでしょう。
◆まとめ
という訳で今回は、ネットバンク・流通系銀行の不良債権をいろんな角度で比較してきました。
1997年の金融危機のような事態とならないよう、不良債権はしっかりと開示していくことが大事ですね。
この記事が、銀行を分析する上で何かの参考になりましたら嬉しいです。
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