信託銀行11社💴
貸出金ランキング③増加額
次は、貸出金の増加額ランキングです。
銀行名 | 増減額 | 貸出金残高 2023年3月期 |
貸出金残高 2022年3月期 |
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1位 | 三井住友信託銀行 | 1兆0,310億円 | 31兆9,473億円 | 30兆9,163億円 |
2位 | 野村信託銀行 | 852億円 | 7,982億円 | 7,130億円 |
3位 | オリックス銀行 | 186億円 | 2兆2,243億円 | 2兆2,058億円 |
4位 | SMBC信託銀行 | 67億円 | 2兆0,434億円 | 2兆0,367億円 |
5位 | 日本マスタートラスト信託銀行 | -103億円 | 4,804億円 | 4,907億円 |
6位 | 日証金信託銀行 | -228億円 | 5,098億円 | 5,326億円 |
7位 | みずほ信託銀行 | -1,266億円 | 3兆0,658億円 | 3兆1,923億円 |
8位 | 三菱UFJ信託銀行 | -4,638億円 | 2兆2,721億円 | 2兆7,359億円 |
– | 日本カストディ銀行 | – | – | – |
– | 農中信託銀行 | – | – | – |
– | 新生信託銀行 | – | – | – |
首位は三井住友信託銀行で、1兆0,310億円の増加。
実に中位地銀1行分の貸出金が増加しています。
法人向け貸出残高の増加が主因となっています。
実は日本の131銀行の合計では40兆円の増加。
これだけ貸出金が増加している理由は、
- コロナ禍が収束し、運転資金・設備資金の需要が増していること
- コロナの影響を引きずっている業態が、手元資金確保に動いていること
- 金利上昇への対応として、銀行が有価証券から貸出金へ資金を振り向けていること
などが考えられます。
信託では三井住友信託銀にこの傾向が現れていますね
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