②住宅ローンの増減額🏠
次に、住宅ローン増減額のベスト10です。
銀行名 | 増減額 | 住宅ローン残高 2022年3月期 |
住宅ローン残高 2023年3月期 |
|
1位 | 横浜銀行 | 2,554億円 | 5兆4,596億円 | 5兆7,149億円 |
2位 | 百五銀行 | 2,192億円 | 1兆7,442億円 | 1兆9,634億円 |
3位 | 静岡銀行 | 1,492億円 | 3兆2,607億円 | 3兆4,099億円 |
4位 | 山陰合同銀行 | 1,477億円 | 8,517億円 | 9,995億円 |
5位 | 千葉銀行 | 834億円 | 3兆8,344億円 | 3兆9,177億円 |
6位 | 西日本シティ銀行 | 736億円 | 2兆6,030億円 | 2兆6,766億円 |
7位 | 肥後銀行 | 719億円 | 1兆0,013億円 | 1兆0,732億円 |
8位 | 池田泉州銀行 | 691億円 | 1兆8,445億円 | 1兆9,136億円 |
9位 | 福岡銀行 | 668億円 | 2兆1,305億円 | 2兆1,973億円 |
10位 | 常陽銀行 | 653億円 | 1兆8,900億円 | 1兆9,553億円 |
トップは横浜銀行。
地銀ナンバー1の実力者が残高を増やしたのは、実力以外の要素もありそうです。
実はメガバンクは最近、住宅ローンを「非注力分野」と位置付けています。
金利競争で採算性が悪くなった住宅ローンの位置づけを見直し。
高採算である大企業取引や海外事業へ、経営資源を振り向けているのです。
ある意味、メガバンク本来の仕事に戻ったとも言えるでしょう
この方針によりあぶれた首都圏の顧客が流れ込んでいるのです。
以降も有力地銀が並び、メガバンクの抜けた穴を埋めています。
際立っているのは山陰合同銀行でしょうか。
人口減少地域である島根県、鳥取県で1,477億円増やすのは、容易ではありません。
IR資料によると、相対的に人口が多い山陽や関西圏で残高を伸ばしているようですね。
11位以下はこうなっています。
銀行名 | 増減額 | |
11位 | 第四北越銀行 | 527億円 |
12位 | 足利銀行 | 468億円 |
13位 | 鹿児島銀行 | 467億円 |
14位 | 北陸銀行 | 462億円 |
15位 | 紀陽銀行 | 423億円 |
16位 | 宮崎銀行 | 408億円 |
17位 | 八十二銀行 | 405億円 |
18位 | 大分銀行 | 402億円 |
19位 | 七十七銀行 | 391億円 |
20位 | 南都銀行 | 388億円 |
21位 | 中国銀行 | 362億円 |
22位 | 佐賀銀行 | 351億円 |
23位 | 筑波銀行 | 295億円 |
24位 | 広島銀行 | 279億円 |
25位 | 北海道銀行 | 270億円 |
26位 | 群馬銀行 | 261億円 |
27位 | 滋賀銀行 | 228億円 |
28位 | 大垣共立銀行 | 207億円 |
29位 | 北九州銀行 | 199億円 |
30位 | 青森銀行 | 183億円 |
31位 | 沖縄銀行 | 167億円 |
32位 | 岩手銀行 | 161億円 |
33位 | 山梨中央銀行 | 155億円 |
34位 | 但馬銀行 | 143億円 |
35位 | 十八親和銀行 | 141億円 |
36位 | 阿波銀行 | 139億円 |
37位 | 福井銀行 | 136億円 |
38位 | 百十四銀行 | 112億円 |
39位 | みちのく銀行 | 98億円 |
40位 | 東邦銀行 | 92億円 |
41位 | 琉球銀行 | 90億円 |
42位 | 清水銀行 | 77億円 |
43位 | 四国銀行 | 74億円 |
44位 | 三十三銀行 | 65億円 |
45位 | 関西みらい銀行 | 60億円 |
46位 | 北國銀行 | 48億円 |
47位 | 京都銀行 | 39億円 |
48位 | 鳥取銀行 | 35億円 |
49位 | 筑邦銀行 | 21億円 |
50位 | 山形銀行 | -2億円 |
51位 | 東北銀行 | -3億円 |
52位 | 富山銀行 | -3億円 |
53位 | 山口銀行 | -9億円 |
54位 | 秋田銀行 | -10億円 |
55位 | 武蔵野銀行 | -11億円 |
56位 | 伊予銀行 | -15億円 |
57位 | きらぼし銀行 | -36億円 |
58位 | 北都銀行 | -117億円 |
59位 | 荘内銀行 | -227億円 |
60位 | スルガ銀行 | -271億円 |
61位 | 千葉興業銀行 | -319億円 |
62位 | 十六銀行 | -1,057億円 |
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