第一地銀62行📉ROEランキング
❸10位~1位
最後に、ROEベスト10の発表です。
銀行名 | ROE | 純資産 2023年3月期 |
当期純利益 2023年3月期 |
|
10位 | 七十七銀行 | 4.97% | 4,908億円 | 244億円 |
9位 | 佐賀銀行 | 4.99% | 1,119億円 | 56億円 |
8位 | 群馬銀行 | 5.20% | 4,734億円 | 246億円 |
7位 | 十六銀行 | 5.23% | 3,439億円 | 180億円 |
6位 | 青森銀行 | 5.28% | 975億円 | 52億円 |
5位 | 常陽銀行 | 5.59% | 5,870億円 | 328億円 |
4位 | 福岡銀行 | 5.92% | 6,596億円 | 390億円 |
3位 | 千葉銀行 | 5.92% | 9,823億円 | 581億円 |
2位 | 筑邦銀行 | 6.47% | 304億円 | 20億円 |
1位 | きらぼし銀行 | 8.63% | 3,178億円 | 274億円 |
このレンジのROEは4~8%台となりました。
トップはきらぼし銀行で8.63%。
同行は2018年5月、八千代銀行、東京都民銀行、新銀行東京の合併により誕生しました。
東京都内に本店を置く唯一の地銀です!
東京という地の利と合併効果を生かしつつ積極的な融資活動をおこなっており、業績は順調。
2024年2月には神奈川県相模原市に「相模原センタービル」を開設し、神奈川県にも攻勢をかけています。
2020年10月には、東京きらぼしFGがデジタルバンクのUI銀行を設立しており、今後、ますます期待が出来そうな地銀グループです。
◆まとめ
という訳で今回は、第一地銀62行のROEをランキングで紹介してきました。
ちなみに地銀99行のROE平均は3.68%。
他業種に比べて低い水準にありますが、これは銀行が厳しい資本規制の下にあり、他の業種より高水準の資本が必要であることによるもの。
単純に収益性が低いとはいえません
しかし、特に株式を上場している銀行は、ROEを高める努力を続けていかなければならないと思います。
この記事が、銀行を分析する上で何かの参考になりましたら嬉しいです。
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