債務整理という言葉が頭をよぎったとき、私はすぐに弁護士へ相談することができませんでした。
- 不安はあるのに、何から考えればいいのか分からない…
- 誰かに聞きたいけれど、相談した瞬間に何かが決まってしまいそうで怖い…
このページは、そんな状態だった私が、弁護士に相談するまでに考えていたことを整理したものです。
同じところで立ち止まっている方の参考になれば、と思います。
■なぜこの日記を書いたのか
そもそも私はなぜ「債務整理日記」を書いているのでしょうか?
もちろん最初から、誰かに債務整理の経験を伝えるつもりはありませんでした。
多額の借金に苦しみ、弁護士に頼んで整理した
なんて、わざわざ他人に言いたいことでもありません。
ただ、私も債務整理のことをインターネットで調べていたのですが、法律事務所が書いている記事ばかり出てくるのです。
もちろん法律事務所の情報は信ぴょう性があり大いに参考になりましたが、債務者側の情報ではないのです。
一般論も知りたいことですが、実際に債務整理を実行する人が、
- どんなことで悩み、
- どんな順番で考え、
- どうやって一つずつ判断していったのか、
ということもすごく知りたい内容でした。
しかし、そういう情報はほとんど無かったというのが実情だったのです。
そして私は今、
「同じような思いを持つ人の参考になれば…」
という思いでペンを握っています。(実際にはキーボードをたたいています)
■債務整理を考え始めた人へ
債務整理を考え始めた頃の私は、
「すぐに結論を出さなければいけない」
「弁護士に相談したら、もう後戻りできない」
そんな思い込みに縛られていました。
でも、日記を書き進める中で、そして実際に相談してみて分かったのは、
考える時間を持つこと自体が、大切なプロセスだった
ということです。
このページは、債務整理日記の中でも少し立ち止まり、
「自分は何に迷っていたのか」
「何が不安だったのか」
を整理するために作りました。
すぐに答えを出すためのページではありません。
判断を急がず、考えをまとめるための一つの材料として、読んでもらえたらと思っています。
■頭の中は整理できていなかった
当初私は、何が一番不安なのかを、自分でもはっきり分かっていませんでした。
返済のこと、生活のこと、家族への影響。
それぞれは頭に浮かぶのに、どれもが同時に押し寄せてきて、順番をつけて考える余裕がなかったのです。
「このまま返済を続けられるのか」
「自己破産しかないのではないか」
「弁護士に相談したら、もう引き返せなくなるのではないか」
そんな考えが行ったり来たりして、結局は何も決められないまま時間だけが過ぎていきました。
今振り返ると、借金そのものよりも、“分からない状態”が一番の負担だった気がします。
何を基準に判断すればいいのか。
どこまで自分で調べて、どこから専門家に頼ればいいのか。
その線引きが見えないまま、ただ不安だけが膨らんでいました。
この時期の私は、「相談するか、しないか」を考えているつもりで、実際には 何を相談したいのかすら整理できていなかった のだと思います。
■弁護士に相談する前に、私が考えていたこと
頭の中が少しずつ整理されてくると、次に考え始めたのは「弁護士に相談する」という行動そのものでした。
ただ、そこにも迷いがありました。
まず一番大きかったのは、
相談=すぐに依頼しなければいけないのではないか
という不安です。
- 費用はどれくらいかかるのか
- 生活はどう変わるのか
- 今の状況をすべて話して、本当に大丈夫なのか
- もし話を聞いて「この方法しかない」と言われたら、その場で決断を迫られるのではないか
──そんな想像ばかりしていました。
また、
「自分の判断が間違っていたらどうしよう」
「もっと早く相談すべきだったのではないか」
そんな後悔の気持ちもあり、誰かに現状を説明すること自体が怖かったのも正直なところです。
一方で、このまま一人で考え続けても、答えが出ないことも分かっていました。
ネットには情報が溢れているけれど、どれが自分の状況に当てはまるのかは分からない。
体験談を読んでも、条件が少し違えば参考にしきれない。
「誰かに整理してもらいたい」
「正解じゃなくていいから、判断材料が欲しい」
そんな気持ちが、少しずつ相談という選択肢に傾いていったのだと思います。
■実際に相談してみて分かったこと
実際に弁護士に相談してみて、一番意外だったのは、何も決めなくてよいということでした。
相談したからといって、その場で依頼を求められることもなく、
この方法しかありません
と断定されることもありませんでした。
聞かれたのは、今の収入や借入状況、生活の様子など、事実関係を一つずつ確認することだけです。
それに対して弁護士は、
「その条件なら、こういう選択肢があります」
「この方法を選ぶと、こういう影響が出ます」
という形で説明してくれました。
良い点だけでなく、デメリットや注意点も含めて話してもらえたことで、それまで漠然としていた不安が、少しずつ「考えられる材料」に変わっていきました。
相談を終えたあと、すぐに何かを決断したわけではありません。
ただ、
「自分の状況を、ありのままを話していいんだ」
「自分の状況は、弁護士が驚くほど深刻な状況ではないんだ」
そう思えたことで、気持ちはかなり軽くなりました。
結果的に、相談は「決断の場」ではなく、考えるためのスタート地点だったのだと思います。
■それでも「相談するかどうか」は人それぞれだと思う
ここまで書いてきましたが、私は
「債務整理を考えたら、必ず弁護士に相談すべきだ」
とは思っていません。
状況も、考え方も、人それぞれです。
すぐに動いた方がいい人もいれば、もう少し時間をかけて考えたい人もいると思います。
実際、私自身も
「早く決めなければいけない」
と感じていた時期が一番つらく、考える余裕を取り戻してから、ようやく前に進めました。
無理に誰かの判断をなぞる必要はありません。
ネットの体験談や意見も、あくまで一つの参考でしかないと思っています。
ただ一つ言えるのは、一人で抱え込み続ける必要はなかったということです。
相談する・しないは選べます。
話を聞くかどうかも、自分で決められます。
「今はまだ決められない」と伝えても、問題ありません。
私の話も、
何かを決断させるためのものではなく、
考える途中で立ち止まるための材料として、
使ってもらえたらと思っています。
■もし、今も迷っているなら
もし今も、
「まだ決めきれない」
「何から考えればいいのか分からない」
そんな状態でこのページを読んでいるなら、無理に答えを出す必要はないと思います。
私自身、弁護士に相談したときも、
「どうするかはまだ決めていません」
と最初に伝えました。
それでも話を聞いてもらえましたし、判断を急かされることもありませんでした。
相談というと、どうしてもハードルが高く感じてしまいますが、実際には 話を聞いてもらうだけ でも問題ありません。
- 今の状況で、どんな選択肢があるのか
- それぞれに、どんな影響があるのか
- 今すぐ決めなくてもいいのか
そういったことを整理するために、専門家の視点を借りる、という考え方もあります。
もちろん、合わないと感じたら無理に進める必要はありません。
相談したうえで「今はやめておこう」と判断するのも、一つの選択だと思います。
私の場合は、一度話を聞いたことで「債務整理をしよう」と決断することができました。
しかし、事務所選びは別の話で、その場で即決せずに他の事務所の話も聞いています。
もし、考えを整理する材料がもう少し欲しいと感じたら、こうした相談窓口がある、ということだけ頭の片隅に置いておいてもいいかもしれません。
私が実際に相談した窓口
私が最初に相談したのは、債務整理の相談を数多く扱っている弁護士事務所でした。
- 最初は無料相談
- 電話やオンラインで対応してくれる
- 多くの債務整理案件を取り扱っている
- 無理な勧誘なし
こうした条件で探したのを覚えています。
法律事務所を探すのはこういうサービスがあります。
上記の条件に合った事務所もご紹介しておきます。→ 東京ロータス法律事務所
■債務整理日記をここまで読んでくれた方へ
ここまで、債務整理日記を読んでくださり、ありがとうございます。
借金の話や、お金の悩みは、どうしても言葉にしづらく、一人で抱え込んでしまいがちです。
この日記も、最初は自分の気持ちを整理するために書き始めたものでした。
誰かの役に立つかどうかは分かりませんが、同じような場所で立ち止まっている人に、
「こういう考え方もある」
という材料を残せたなら、それで十分だと思っています。
債務整理は、信用や一部の財産などを失うこともあります。
しかし考え方や生活を見直し、これからを立て直していく過程でもあると思います。
これからもこの日記を読んでもらえると嬉しいです。
【債務整理日記】目次ページはこちら▼




コメント