今回は、危ないメガバンクのランキングです
銀行の安全性に関する指標は色々ありますが、全銀協のホームページを見ると、
主なものには「自己資本比率」「格付け」「不良債権の残高」などがあります
と書いてあります。
そこで、今回はこの3項目から、危ないメガバンクをランキングしたいと思います。
対象となるのは、以下の3銀行です。
CODE | 銀行名 | |
1 | 0001 | みずほ銀行 |
2 | 0005 | 三菱UFJ銀行 |
3 | 0009 | 三井住友銀行 |
また、メガバンクの定義は、
総資産がおよそ1兆ドル以上の巨大な銀行グループ
という事なので、総資産229兆円のゆうちょ銀行もメガバンクと言えます。
ゆうちょ銀行も比較していきます!
危ないメガバンク ランキング
①自己資本比率💣
まず、自己資本比率のワーストランキングを発表します。
数字は、2023年3月期決算のものです。
銀行名 | 自己資本比率 | |
1位 | 三菱UFJ銀行 | 10.71% |
2位 | 三井住友銀行 | 13.95% |
3位 | みずほ銀行 | 14.48% |
自己資本比率は、銀行の健全性を示す重要な指標です。
バーゼルⅢでは、国際業務を行う銀行に対し自己資本比率8%以上を、国内銀行には4%以上を求めています。
ワースト1位となったのは三菱UFJ銀行(10.71%)。
ワーストと言っても10%を超えていて、まったく問題ない水準です。
しかし全銀行128行の平均は11.87%なので、平均は下回っていますね
もう一つのメガバンク:ゆうちょ銀行は15.52%。
全銀行ベスト1位は、セブン銀行の52.47%。
全銀行ワースト1位は、第二地銀の福邦銀行(5.93%)となっています。
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