㉔ROE（自己資本利益率）
最後は、ROE（自己資本利益率）のランキングです。
| 銀行名 | ROE（自己資本利益率） | |
| 1 | みずほ信託銀行 | 7.95% |
| 2 | 三菱UFJ信託銀行 | 7.37% |
| 3 | 三井住友信託銀行 | 5.52% |
自己資本利益率は別名「株主資本利益率」とも呼ばれ、株主から預かったお金を使ってどれくらい利益を上げたかを表す指標です。
ここでも、みずほ信託（7.95％）がトップとなりました。
上場企業平均は 9.4％（2018年）と言われているので、ROAに比べると検討していますね。[2]
大手信託銀行は３行とも上場金融グループなので、この係数を意識した経営が求められています。
見たい項目をクリックしてください！
① 預金量
② 有価証券残高
③ 預証率
④ 貸出金残高
⑤ 預貸率
⑥ 一般貸倒引当金
⑦ 個別貸倒引当金
⑧ 金融再生法開示債権
⑨ 不良債権比率
⑩ 消費者ローン残高
⑪ 住宅ローン残高
⑫ 中小企業等貸出金比率
⑬ 総資産
⑭ 純資産
⑮ 自己資本比率
⑯ 経常収益
⑰ 業務粗利益
⑱ 経費
⑲ OHR（経費率）
⑳ 業務純益
㉑ 経常利益
㉒ 当期純利益
㉓ ROA（総資産利益率）
㉔ ROE（自己資本利益率）（このページ）
◆まとめ
という訳で今回は、大手信託銀行３行のランキングを見てきました。
不良債権等をのぞく16項目のうち、１位の数は、
- 三井住友信託銀行 ９項目
- 三菱UFJ銀行 ４項目
- みずほ信託銀行 ３項目
2022年3月期の信託銀行ナンバー１は、三井住友信託に決定です🥇
今後もナンバーワンの地位を守っていけるのか、注目していきましょう。
◇脚注
- 各銀行の決算短信 2022年3月期
- 経済産業省 2019年11月 事務局資料
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