信託銀行11社💴
貸出金ランキング④増加率
最後は、貸出金の増加率ランキングです。
銀行名 | 増減率 | 貸出金残高 2023年3月期 |
貸出金残高 2022年3月期 |
|
1位 | 野村信託銀行 | 111.96% | 7,982億円 | 7,130億円 |
2位 | 三井住友信託銀行 | 103.33% | 31兆9,473億円 | 30兆9,163億円 |
3位 | オリックス銀行 | 100.84% | 2兆2,243億円 | 2兆2,058億円 |
4位 | SMBC信託銀行 | 100.33% | 2兆0,434億円 | 2兆0,367億円 |
5位 | 日本マスタートラスト信託銀行 | 97.91% | 4,804億円 | 4,907億円 |
6位 | みずほ信託銀行 | 96.03% | 3兆0,658億円 | 3兆1,923億円 |
7位 | 日証金信託銀行 | 95.72% | 5,098億円 | 5,326億円 |
8位 | 三菱UFJ信託銀行 | 83.05% | 2兆2,721億円 | 2兆7,359億円 |
– | 日本カストディ銀行 | – | – | – |
– | 農中信託銀行 | – | – | – |
– | 新生信託銀行 | – | – | – |
首位は野村信託銀行で111.96%。
同行は、1993年(平成5年)8月に、野村證券の信託子会社として設立されました。
野村グループの営業基盤を活用し、
- 富裕層向け融資
- 有価証券担保の「野村WEBローン」
- 有価証券をリパッケージしたローン商品
- クレジットリンク・ローン
などで融資を増やしています。
最下位の三菱UFJ信託銀行は、約17%貸金を減らしました。
実は同行は、2018年に融資からの撤退を表明しています
採算の取りにくい個人ローンを辞めて、資産運用や不動産、相続など主力の信託事業に特化しているのです。
◆まとめ
という訳で今回は、信託銀行の貸出金残高を比較して、紹介してきました。
銀行を評価するのに、融資量がどれだけあるか?という見方は非常に分かりやすいので、ご活用いただければと思います。
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