第二地銀37行📉ROEランキング
❸10位~1位
最後に、ROEベスト10の発表です。
銀行名 | ROE | 純資産 2023年3月期 |
当期純利益 2023年3月期 |
|
10位 | 愛媛銀行 | 4.05% | 1,205億円 | 49億円 |
9位 | 南日本銀行 | 4.07% | 380億円 | 15億円 |
8位 | 沖縄海邦銀行 | 4.28% | 429億円 | 18億円 |
7位 | 熊本銀行 | 4.70% | 911億円 | 43億円 |
6位 | 神奈川銀行 | 5.21% | 280億円 | 15億円 |
5位 | 香川銀行 | 5.33% | 1,169億円 | 62億円 |
4位 | 東日本銀行 | 5.39% | 1,178億円 | 64億円 |
3位 | 徳島大正銀行 | 5.88% | 1,294億円 | 76億円 |
2位 | 佐賀共栄銀行 | 6.31% | 153億円 | 10億円 |
1位 | 西京銀行 | 6.38% | 857億円 | 55億円 |
このレンジのROEは4~8%台となりました。
トップは西京銀行で6.38%。
同行は1930年(昭和5年)11月に設立された徳山無尽共益株式会社を源流としています。
1944年(昭和19年)2月には、下関無尽株式会社、宝永無尽株式会社と合併し、山口無尽株式会社を設立。
1951年(昭和26年)10月、相互銀行の免許を受け、株式会社山口相互銀行に商号変更。
1989年(平成元年)2月、普通銀行に転換し、株式会社西京銀行に商号変更しました。
2005年(平成17年)にはライブドアとの共同によるインターネット専業銀行である「西京ライブドア銀行」の設立計画を発表するなど、エッジの利いた経営で知られています。
西京ライブドア銀行はライブドア事件の影響でなくなりました…
◆まとめ
という訳で今回は、第二地銀37行のROEをランキングで紹介してきました。
ちなみに第二地銀37行のROE平均は2.19%。
他業種に比べて低い水準にありますが、これは銀行が厳しい資本規制の下にあり、他の業種より高水準の資本が必要であることによるもの。
単純に収益性が低いとはいえません
しかし、特に株式を上場している銀行は、ROEを高める努力を続けていかなければならないと思います。
この記事が、銀行を分析する上で何かの参考になりましたら嬉しいです。
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