メガバンク・大手銀行📉ROEランキング
それでは、メガバンク・大手銀行のROEランキングです。
銀行名 | ROE | 純資産 2023年3月期 |
当期純利益 2023年3月期 |
|
1位 | SBJ銀行 | 11.73% | 1,016億円 | 119億円 |
2位 | 三菱UFJ銀行 | 11.54% | 8兆7,983億円 | 1兆0,155億円 |
3位 | 三井住友銀行 | 8.58% | 7兆3,950億円 | 6,342億円 |
4位 | りそな銀行 | 6.30% | 1兆5,374億円 | 968億円 |
5位 | みずほ銀行 | 5.96% | 6兆6,509億円 | 3,962億円 |
6位 | 埼玉りそな銀行 | 5.89% | 4,405億円 | 260億円 |
7位 | SBI新生銀行 | 5.46% | 8,966億円 | 490億円 |
8位 | ゆうちょ銀行 | 3.38% | 9兆6,090億円 | 3,246億円 |
9位 | あおぞら銀行 | -2.01% | 4,052億円 | -81億円 |
トップはSBJ銀行で11.73%。
同行は韓国の大手「新韓銀行」を中核とする 「新韓金融グループ」 の日本における現地法人なので、外資系銀行となります。
1986年に日本進出後、外資系銀行では2番目に国内銀行として金融庁の許可を受け、2009年9月に開業しました。
1番最初に許可を受けたのはシティバンク(2007年7月開業)です!
外資系ではあるものの れっきとした国内銀行であり、預金保険制度の対象銀行でもあります。
しかしROEに対する意識の高さはやはり外資系であり、その結果がランキングに現れたということなのでしょう。
全体を見ると、2位の三菱UFJ銀行までは10%台をキープ。
7位までは5%台ですが、8位のゆうちょ銀行が3%台となり、最下位のあおぞら銀行は赤字となりました。
赤字は論外として、10%台を目指したいところですね
◆まとめ
という訳で今回は、メガバンク・大手銀行のROEをランキングで紹介してきました。
ちなみにメガバンク・大手銀行9行のROE平均は6.31%。
他業種に比べて低い水準にありますが、これは銀行が厳しい資本規制の下にあり、他の業種より高水準の資本が必要であることによるもの。
単純に収益性が低いとはいえません
しかし、特に株式を上場している銀行は、ROEを高める努力を続けていかなければならないと思います。
この記事が、銀行を分析する上で何かの参考になりましたら嬉しいです。
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