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5月は皐月(さつき)
旧暦では田植をする月であることから「早苗月(さなへつき)」が語源と言われています。
実りを願うお金のことを考えるには良いタイミングでしょう。
そこで今回は、住宅ローンの金利が安い銀行をランキングでご紹介していきます。

でも住宅ローンの金利ランキングってどこも同じでしょう?
確かに同じ条件でランキングすれば同じ結果になるはずです。
しかしサイトによってランキング条件が異なるのです。
サイト名 | ランキング条件 |
モゲチェック | 厳選20銀行の最新情報から比較 |
価格.com | 金融機関約25社、掲載プラン約700件以上から比較 |
SUUMO | SUUMO住宅ローンページに掲載している銀行の住宅ローンを対象 |
当サイトのランキングは、メガバンク・地銀・ネットなどすべての銀行を対象としているところが特徴です。
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それでは見てまいりましょう!
◆住宅ローンの金利が安い銀行ランキング
それでは住宅ローンの金利が安い銀行ベスト10(2025年5月現在)をご紹介します。
銀行名 | 住宅ローン金利 | |
1位 | みずほ銀行🥇 | 0.525% |
2位 | auじぶん銀行🥈 | 0.580% |
3位 | 三菱UFJ銀行🥉 | 0.595% |
3位 | みなと銀行 | 0.595% |
3位 | 関西みらい銀行 | 0.595% |
6位 | りそな・埼玉りそな銀行 | 0.640% |
7位 | 横浜銀行 | 0.650% |
8位 | SBI新生銀行 | 0.660% |
9位 | 住信SBIネット銀行 | 0.698% |
10位 | PayPay銀行 | 0.749% |
メガバンク、地銀、ネットバンクと満遍なく入りました。
ここに紹介している金利は最安金利であり、適用条件が付くものが多くあります。
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その条件も含めて個別にご紹介していきます!
第1位 みずほ銀行
銀行名 | 住宅ローン金利 | 金利適用条件 |
みずほ銀行 | 0.525% | ・変動金利タイプ ・融資事務手数料2.2% |
首位に輝いたのはみずほ銀行🥉
一時期メガバンクは金利競争から距離を置いていましたが、復権の兆しがありますね。
金利の適用条件もシンプルで、変動金利を選択することくらい。
2025年12月返済まで年0.525%~が適用され、2026年1月返済からの金利は2025年10月1日に決定されます。
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新規でも借り換えでも同じ条件です!
第2位 auじぶん銀行
銀行名 | 住宅ローン金利 | 金利適用条件 |
auじぶん銀行 | 0.580% | ・50歳以下限定 ・新規(物件価格の80%未満で借入)限定 ・一般団信(特約なし)限定 ・変動金利 ・au、じぶんでんき、指定ネットサービス、J:COMを契約した場合 |
第2位には auじぶん銀行が入りました🥉
2008年にKDDIと三菱東京UFJ銀行(当時)が折半出資で設立したネット銀行です。
2025年3月まで0.194%という激安金利でナンバー1でしたが、4月からは少し落ち着いています。
金利の適用条件ですが、まず50歳以下の人が、①特約なしの一般団信で、②物件価格の80%未満の借り入れで、③変動金利を選ぶと0.730%が適用されます。
そこから、
- au回線契約 ▲0.07%
- じぶんでんき契約 ▲0.03%
- J:COM NET またはコミュファ光を契約 ▲0.03%
- J:COM TV を契約 ▲0.02%
と割引となり、全部契約すると0.580%となるのです。
携帯、電気は必ずどこかと契約するものだから無駄にはなりません。
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ネットと有料TVもその分金利が安くなるから、入った方がオトクでしょう
第3位 三菱UFJ銀行
銀行名 | 住宅ローン金利 | 金利適用条件 |
三菱UFJ銀行 | 0.595% | ・変動金利タイプ ・融資事務手数料2.2% |
3位は三菱UFJ銀行🥇
みずほ銀行と同様、上位に顔を出すようになってきました。
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メガバンクが金利を下げているというより、ネット銀行勢が金利を上げている印象です
ただし0.595%は変動金利で最優遇された時の金利。
新規の場合は年0.595% ~ 年0.675%のどれかになりますが、借り換えの場合は必ず0.595%が適用されます。
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ちなみに三井住友銀行も変動金利0.595%を打ち出していますが、50%以上固定金利(2.000%~)を組み合わせるプランなので、ランキング対象外としています
第3位 みなと銀行
銀行名 | 住宅ローン金利 | 金利適用条件 |
みなと銀行 | 0.595% | ・融資手数料型(借入金額×2.2%) ・変動金利 |
みなと銀行は神戸に本店を置く第二地銀です。
阪神銀行と兵庫銀行をルーツとしており、現在はりそなホールディングスの傘下となっています。
優遇金利の適用条件はシンプルで、変動金利で手数料定率プランを選ぶのみ。
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第二地銀で上記に食い込むことができるのは、大手金融グル―プに属しているからなのでしょう
第3位 関西みらい銀行
銀行名 | 住宅ローン金利 | 金利適用条件 |
関西みらい銀行 | 0.595% | ・変動金利 ・融資手数料型(借入金額×2.2%) ・2025年4月1日~2025年9月30日の期間に事前審査を申込 ・以下【A】かつ【B】【C】のいずれか 【A】給与振込 【B】りそなグループアプリ 【C】りそなカード(クラブポイントプラス)、公共料金自動引落(1項目以上) 、iDeCo(イデコ)加入、積立式定期預金または積立投信(1万円以上/月)のいずれか1項目 ・物件価格の80%以内での借入れ |
関西みらい銀行は、大阪市に本店を置く第一地銀です。
近畿大阪銀行(大阪銀行、近畿銀行)と関西アーバン銀行(関西銀行、幸福銀行、びわこ銀行)をルーツとしており、現在はりそなホールディングスの傘下となっています。
みなと銀行と同じ金利なのは、同じ金融グループであることも関係しているのでしょう。
しかし、金利の適用条件は関西みらい銀の方が厳格。
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給振指定やカードを作るなど、いわゆる囲い込み戦略が取られていますね
第6位 りそな・埼玉りそな銀行
銀行名 | 住宅ローン金利 | 金利適用条件 |
りそな・埼玉りそな銀行 | 0.640% | ・変動金利タイプ ・融資事務手数料2.2% ・WEBによる事前審査・本審査 ・電子契約サービス利用 ・給与振込/デビットカード/クレジットカードいずれかを利用 |
6位はりそな(埼玉りそな)銀行。
メガバンクに続き、ベストテンの常連となりつつあります。
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りそなと埼玉りそなは、厳密にいえば違う銀行ですが、住宅ローン商品は全く同じ内容なので同列に扱っています
金利の適用条件は色々と書いてありますが、①WEBで完結させて、②デビットカードを作ればOK、なのでハードルは高くありません。
第7位 横浜銀行
銀行名 | 住宅ローン金利 | 金利適用条件 |
横浜銀行 | 0.650% | ・融資手数料型金利プラン(借入金額×2.2%) ・横浜銀行にて給与振込 ・スマホアプリ「はまぎん365」を利用 ・物件の所在地は原則として神奈川県全域および東京都の一部 |
7位は横浜銀行となりました🥉
横浜銀行は名前の通り、神奈川県横浜市に本店を置く第一地銀です。
預金は17兆円、貸出金は14兆円を超え、単体では日本最大の地方銀行となっています。
住宅ローン金利の下限は堂々の0.650%。
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メガバンクなどとの競争が激しい一方で体力もあるため、この金利が提供できるのでしょう
優遇金利の適用条件は、手数料型金利プラン(融資額の2.2%)を選択するほか、給振指定とスマホアプリの利用が必要です。
第8位 SBI新生銀行
銀行名 | 住宅ローン金利 | 金利適用条件 |
SBI新生銀行 | 0.660% | ・契約期間:2025年5月 ・自己資金10%以上で新規借入 ・手数料定率型(借入金額×2.2%) ・変動金利(半年型) |
8位はSBI新生銀行。
SBI新生銀行は、SBIホールディングス傘下の普通銀行で、日本長期信用銀行を前身としています。
長銀は1998年10月に破たん。
外資主導で再建され、2000年6月には新生銀行に名称を変更しました。
その後、SBIホールディングスの子会社となり、現在の名称となっています。
優遇金利の適用条件は、
- 自己資金10%以上
- 変動金利(半年型)
- 手数料定率プラン
- 新規借入
の4項目。
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借り換えの場合は0.680%となっています
第9位 住信SBIネット銀行
銀行名 | 住宅ローン金利 | 金利適用条件 |
住信SBIネット銀行 | 0.698% | ・変動金利 ・新規:物件価格の80%以下で借り入れの場合 ・借り換え:条件なし ・2025年5月1日~2025年5月31日までに借入れ |
住信SBIネット銀行は名前の通り、
- 三井住友信託銀行
- SBIグループ
が、2007年に共同で設立したネットバンクです。
銀行でありながら正社員の半数がシステム開発等に従事し、IT技術を駆使した金融サービスを展開。
審査のほとんどをAIで完結させ、維持費のかさむ直営の支店は持っていません。
経費率ではメガバンクや地銀の多くが60~70%台で並ぶのに対して、住信SBIネット銀は50%を切っています。
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銀行というよりはテック企業ですね
優遇金利の適用条件は、
新規の場合:物件価格の80%以下で借り入れ
借り換えの場合:条件なし
となっています。
第10位 PayPay銀行
銀行名 | 住宅ローン金利 | 金利適用条件 |
PayPay銀行 | 0.749% | ・借り換えのみ(新規は0.780%) ・変動金利 ・事務手数料:借入金額に対して2.20% |
PayPay銀行はジャパンネット銀行が商号変更した銀行です。
借り換え時の金利が0.749%で最安値。
新規は0.780%なので、借り換えに力を入れているのでしょう。
事務手数料として2.20%かかるのは、どこの銀行も同じだと思います。
◆まとめ
という訳で今回は、住宅ローン金利が安い銀行をランキングでご紹介してきました。
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金利が動く時期なので、借りる先をよく考えることが大切ですね
この記事が皆さんの銀行選びの参考になると嬉しいです✨
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