◆預金量増加額ランキング
次は、預金量の増加額ランキングです。
銀行名 | 増減額 | 預金量 2023年3月期 |
預金量 2022年3月期 |
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1位 | 三井住友信託銀行 | 2兆1,425億円 | 35兆0,412億円 | 32兆8,987億円 |
2位 | 日本カストディ銀行 | 4,495億円 | 6兆2,159億円 | 5兆7,665億円 |
3位 | みずほ信託銀行 | 2,087億円 | 2兆7,800億円 | 2兆5,714億円 |
4位 | 三菱UFJ信託銀行 | 1,839億円 | 11兆0,764億円 | 10兆8,924億円 |
5位 | 野村信託銀行 | 1,443億円 | 1兆1,722億円 | 1兆0,279億円 |
6位 | オリックス銀行 | 17億円 | 2兆0,389億円 | 2兆0,372億円 |
7位 | 日本マスタートラスト信託銀行 | -21億円 | 458億円 | 479億円 |
8位 | SMBC信託銀行 | -1,240億円 | 3兆2,801億円 | 3兆4,041億円 |
1位は三井住友信託銀行。
実に中規模地銀1行分くらいの預金量を1年間で獲得しています。
2位に浮上したのが日本カストディ銀行。
カストディとは「有価証券の保管・管理」のことで、まさにそれを主業務とする専門銀行です。
ちなみにネット信託銀行8社全体の合計では約3兆円の増加。
これだけ預金量が増加している理由は、
- 新型コロナウイルスの感染拡大により、企業が設備投資や経費などを抑制し、手元資
金の確保を優先していること - 新型コロナウイルスの感染拡大により、家計が消費を抑えていること
- コロナ対策で支払われた給付金などの内、使われなかった分が預金に回されていること
などが考えられます。
コロナが落ち着いた2023年度からは減少するかもしれませんね!
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