メガバンク最強といわれる収益力を誇る、三井住友銀行。
今回は、三井住友銀行単体の2022年9月期決算を分析していきます。
◆貸借対照表
三井住友銀行単体の2022年9月期の貸借対照表は、以下のようになっています。
2022年9月期 | 2021年9月期 | 増減 | |
総資産額 | 238兆7,057億円 | 213兆6,943億円 | 25兆0,114億円 |
純資産額 | 7兆1914億円 | 8兆3,500億円 | -1兆1,585億円 |
預金残高 | 147兆8,643億円 | 133兆8,176億円 | 14兆0,466億円 |
貸出金残高 | 96兆0,294億円 | 82兆0,738億円 | 13兆9,556億円 |
有価証券残高 | 31兆6,301億円 | 36兆5,073億円 | -4兆8,771億円 |
①預貸率
三井住友銀行単体の2022年9月期の預金量は、147兆8,643億円。
貸出金残高は、96兆0,294億円。
預金をどれだけ貸出金に振り向けたかを表す預貸率は、64.9%です。
②預証率
三井住友銀行単体の2022年9月期の預金量は、147兆8,643億円。
有価証券残高は、31兆6,301億円。
預金をどれだけ有価証券投資に振り向けたかを表す預証率は、21.4%です。
③自己資本比率
三井住友銀行単体の2022年9月期の自己資本比率は、12.73%となっています。
④不良債権比率
三井住友銀行単体の2022年9月期の不良債権残高は、8,428億円。
債権の合計金額は、116兆6,034億円。
不良債権比率は、0.72%となっています。
◆損益計算書
三井住友銀行単体の2022年9月期の損益計算書は、以下のようになっています。
2022年9月期 | 2021年9月期 | 増減 | |
経常収益 | 2兆0,327億円 | 1兆1,229億円 | 9,097億円 |
業務粗利益 | 9,282億円 | 7,465億円 | 1,816億円 |
経費 | 4,437億円 | 4,182億円 | 254億円 |
業務純益 | 5,173億円 | 3,282億円 | 1,891億円 |
経常利益 | 5,413億円 | 4,158億円 | 1,255億円 |
中間純利益 | 3,997億円 | 2,862億円 | 1,135億円 |
①OHR(経費率)
三井住友銀行単体の2022年9月期の業務粗利益は、9,282億円。
経費の額は、4,437億円。
OHR(経費率)は、47.8%となっています。
②ROA(総資本利益率)
三井住友銀行単体の2022年9月期の総資産額は、238兆7,057億円。
中間純利益の額は、3,997億円。
ROA(総資本利益率)は、0.17%となっています。
③ROE(自己資本利益率)
三井住友銀行単体の2022年9月期の自己資本額は、7兆1,914億円。
中間純利益の額は、3,997億円。
ROE(経費率)は、5.56%となっています。
◆まとめ
という訳で今回は、三井住友銀行の2022年9月期決算を分析してきました。
メガバンク最強と言われる収益力は健在ですね。
三井住友銀行の次なる一手に注目したいと思います!
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