関西地方に本店を置く地方銀行は、8行あります。
それぞれの銀行の力関係は、どうなっているのでしょうか?
今回は、関西の地銀8行を、色んな項目で、ランキングしていきます。
なお、数字は全て、2022年3月期決算の内容です。[1][2]
見たい項目をクリックしてください!
① 預金量(このページ)
② 有価証券残高
③ 預証率
④ 貸出金残高
⑤ 預貸率
⑥ 一般貸倒引当金
⑦ 個別貸倒引当金
⑧ 金融再生法開示債権
⑨ 不良債権比率
⑩ 消費者ローン残高
⑪ 住宅ローン残高
⑫ 中小企業等貸出金比率
⑬ 総資産
⑭ 純資産
⑮ 自己資本比率
⑯ 経常収益
⑰ 業務粗利益
⑱ 経費
⑲ OHR(経費率)
⑳ 業務純益
㉑ 経常利益
㉒ 当期純利益
㉓ ROA(総資産利益率)
㉔ ROE(自己資本利益率)
①預金量
最初は、銀行3大業務の一つである、預金量のランキングです。
銀行名 | 預金量 | |
1 | 京都銀行 | 8兆3,198億円 |
2 | 関西みらい銀行 | 7兆4,057億円 |
3 | 南都銀行 | 5兆6,596億円 |
4 | 滋賀銀行 | 5兆6,167億円 |
5 | 池田泉州銀行 | 5兆5,681億円 |
6 | 紀陽銀行 | 4兆5,320億円 |
7 | みなと銀行 | 3兆7,795億円 |
8 | 但馬銀行 | 1兆1,411億円 |
首位は京都銀行。
関西みらい銀行は2位ですが、7位のみなと銀行と経営統合しているので、合算すると最大勢力となります。
ちなみに関西みらい銀行は、
- 大阪銀行
- 近畿銀行
- なにわ銀行
- 福徳銀行
- びわこ銀行
- 京都共栄銀行
- 幸福銀行
- 関西銀行
の8行を源流とする合併銀行です。
関西は、経済規模の割に地方銀行数が少ないですが、このように経営統合や合併を繰り返してきた過去があるのですね。
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