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大学生活は贅沢をしなくても何かと物入りです。
お金が足りなくなった時にどうしますか?
クレジットカードのキャッシングやリボ払いでしのぐこともあるでしょう。
paidyなどの後払いサービスを利用することもあると思います。
こうして不足分を借金でまかなってきたものの、いよいよ返済できなくなった場合、どうすればよいでしょうか?
◆大学生が借金を返せない時にとるべき3つの方法
大学生が借金を返せない時にとるべき方法としては以下の3つが考えられます。
❶債権者と交渉する
❷親に肩代わりしてもらう
❸債務整理
❶債権者と交渉する
これは自分で金融機関へ連絡して、分割返済や期限の猶予を交渉するやり方です。
金融機関が応じてくれれば良いですが、せいぜい1か月くらい期限を延ばしてくれる程度でしょうか。
金融機関の立場から見れば大量の債務者がいるので、いちいち応じていられない事情があるのです。
❷親に肩代わりしてもらう
これは親にカミングアウトするやり方です。
これはもう、家庭状況次第という他ありません。
親子の関係性もありますし、親の経済状況も大いに関係してきます。
親が返済してくれたらラッキー
法的に言えば、保証人になっていない限り、親が子の借金を肩代わりする義務はありません。
❸債務整理
これは主にプロに頼んで、借金を減らしたり支払いに猶予を持たせたりするやり方です。
❶との違いは借金を減額させるところ。
借金減額の効果は絶大ですが、デメリットもあるので、メリット・デメリットのバランスを見て判断すると良いでしょう。
債務整理については、次でもう少し詳しくご説明します
◆おすすめは大事にならない「任意整理」
債務整理は更に、❶自己破産、❷個人再生、❸任意整理の3つがあります。
❶自己破産
債務整理の代表格は自己破産で、よく耳にする言葉だと思います。
債務の返済ができなくなった個人が裁判所へ申立てることによって開始される破産手続きです。
自己破産が認められれば、税金などを除いたほとんどの借金が免除されます
自己破産のデメリットは、自己所有の不動産や車などの財産をとられること。
しかし、大学生はこれらの財産を持たないケースが多く、その場合は何も失いません。
もう一つのデメリットはいわゆるブラックリストに載ること。
これにより、一定期間クレジットカードの新規発行ができなくなったり、家や車のローンを組んだりすることができなくなります。
事故情報に登録される期間は5年から7年と一時的なので、その間は金融取引を我慢しなければなりません。
それよりも大学生にとって問題なのは、就職活動の時期と重なることです。
CICなどの信用情報機関の信用情報は社員採用への利用が禁止されていますが、金融機関は独自の社内情報も持っています。
自己破産歴が金融機関への就職に影響がないとは言い切れないでしょう
金融機関以外の就職に関しては基本的に影響はありませんが、系列に金融機関がある場合、注意が必要です。
(例)楽天グループへの就職…系列に楽天銀行、楽天カードあり
❷個人再生
個人再生は、裁判所を通して借金を大幅に減額してもらった上で原則3年の分割払いをしていく手続きです。
自己破産と任意整理の中間のような位置付けで、100万円以上500万円までの借金であれば、借金は100万円まで減額できる可能性があります。
しかし、大学生が個人再生を利用するケースはほとんどないでしょう
その理由は、手続き複雑な分費用が高額であり、その割には借金が残るので費用対効果が少ないからです。
また、個人再生には継続的な収入が見込めることが要件となるので、定職を持たない大学生には、そもそも個人再生の許可が裁判所からおりない可能性が高いです。
❸任意整理
任意整理は裁判所は関係せず、プロの代理人と債権者が直接交渉をする手続きです。
代理人は将来利息を一部カットしてもらった上で、借金の残額を原則3年〜5年程度の分割払いで返済するという合意を取り付けます。
元本を減らせないならあまり意味がないのでは?
確かにほぼすべての借金が消える自己破産に比べると、効果は限定されます。
しかし、そもそも自己破産は最終手段で大掛かりな手法であり、大学生程度が借りられる借金では認められる可能性も低いでしょう。
個人再生も使えないため、一番使われている手法はこの任意整理なのです。
また、利息カットだけと言っても、一定の効果は期待できます。
利息15%:月額34,665円
利息なし:月額27,777円
デメリットは、任意整理であってもブラックリストへの掲載が避けられないことです。
就職活動にどれくらい影響しそうか、専門家に相談してみると良いでしょう。
◆まとめ
という訳で今回は、大学生が借金返済に困った場合の対応方法をご紹介してきました。
借金問題はとにかく早く解決することが大切なので、一人で悩まず、両親や専門家へ相談するところから始めましょう。
この記事が、借金に悩む大学生の役に立てば幸いです。
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