㉔ROE(自己資本利益率)
最後は、ROE(自己資本利益率)のランキングです。
銀行名 | ROE(自己資本利益率) | |
1 | 住信SBIネット銀行 | 11.52% |
2 | SBJ銀行 | 11.25% |
3 | 楽天銀行 | 11.16% |
4 | ソニー銀行 | 8.72% |
5 | オリックス銀行 | 8.25% |
6 | セブン銀行 | 7.65% |
7 | ローソン銀行 | 6.79% |
8 | paypay銀行 | 6.69% |
9 | auじぶん銀行 | 4.64% |
10 | イオン銀行 | 2.86% |
11 | 大和ネクスト銀行 | 2.07% |
12 | UI銀行 | ▲24.13% |
13 | みんなの銀行 | ▲29.71% |
14 | GMOあおぞら銀行 | ▲36.52% |
自己資本利益率は別名「株主資本利益率」とも呼ばれ、株主から預かったお金を使ってどれくらい利益を上げたかを表す指標です。
この記事最後の項目では、住信SBIネット銀行(11.52%)がトップとなりました。
上場企業平均は 9.4%(2018年)と言われているので、上位3行は平均を上回る利益率ですね。[2]
上場企業グループに所属する銀行は、この係数を意識した経営が求められています。
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見たい項目をクリックしてください!
① 預金量
② 有価証券残高
③ 預証率
④ 貸出金残高
⑤ 預貸率
⑥ 一般貸倒引当金
⑦ 個別貸倒引当金
⑧ 金融再生法開示債権
⑨ 不良債権比率
⑩ 消費者ローン残高
⑪ 住宅ローン残高
⑫ 中小企業等貸出金比率
⑬ 総資産
⑭ 純資産
⑮ 自己資本比率
⑯ 経常収益
⑰ 業務粗利益
⑱ 経費
⑲ OHR(経費率)
⑳ 業務純益
㉑ 経常利益
㉒ 当期純利益
㉓ ROA(総資産利益率)
㉔ ROE(自己資本利益率)(このページ)
◆まとめ
という訳で今回は、新たな形態の銀行14行のランキングを見てきました。
1位が優れているランキング16項目のうち、1位の数は、
- 楽天銀行 5項目
- 住信SBIネット銀行 4項目
- イオン銀行 2項目
- セブン銀行 2項目
- みんなの銀行 1.33項目(同時優勝あり)
- 大和ネクスト銀行 1項目
- ローソン銀行 0.33項目(同時優勝あり)
- auじぶん銀行 0.33項目(同時優勝あり)
というわけで、2022年3月期の 銀行ナンバー1は、ネット銀行の楽天銀行に決定です🥇
新たな形態の銀行界で、今後もナンバーワンの地位を守っていけるのか、注目していきましょう。
◇脚注
- 各銀行の決算短信、ディスクロージャー誌 2022年3月期
- 経済産業省 2019年11月 事務局資料
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